「子どもがつくるまち　ミニいちかわ２０１０」報告と御礼

「子どもがつくるまち　ミニいちかわ２０１０」報告と御礼
　　　　　　　　　　　
この度は、「子どもがつくるまち　ミニいちかわ２０１０」開催にあたり、ご協力ご支援をいただきありがとうございました。
１０月２日(土)・３日(日)行徳駅前公園は晴天に恵まれ、早朝から開催を待つ子どもたちの長蛇の列があり、翌週の９日(土)・１０日(日)大洲防災公園はあいにくの雨となってしまいましたが、そんな中でも多くの子どもたちの参加がありました。今年は４日間で３３００人の子どもがミニいちかわの市民となり、生き生きと働き遊ぶことができました。このような子どもたちの活動の場を８年間続けられたのは、ひとえに皆様のご理解とご協力のたまものと、心より感謝申し上げます。

第８回目の開催となる今年は、毎年参加しミニいちかわのしくみにも慣れている高学年の子どもの参加が多く、自主的にどんどんまちを動かしている様子がたのもしく、ほほえましくもありました。また様々なトラブルに対しても、子ども同士で見事に解決し、ミニいちかわを自分たちのまちと自覚しているようでもありました。
今年も公募で集まった小学４年生以上の子どもたちが、６月からスタッフ会議を開き、まちのしくみづくりやブースの準備をしてきました。今年はその子どもたちの中からミニいちかわの市長が選ばれ、当日は市議会を開くなど、まちの代表としての動きをしていました。ミニいちかわの中で子どもどうしが積極的に関わり合っていく様子を垣間見て、自分で考え自主的に行動できる場所があれば、子どもたちのコミュニケーション力はどんどん引き出されていくことを実感しました。そして日常的にもこのような場所を増やしていく必要性を感じています。

地域の皆様のご理解と温かなご協力のおかげで今年も無事に開催できましたこと、関係者一同心より御礼申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

２０１０年１０月吉日
特定非営利活動法人　市川子ども文化ステーション
理事長　渡慶次　康子