大洲会場*第3回子どもスタッフ会議(ミニ☆いちかわ2021)
2021/09/19(日) 13:30-16:00 参加人数:子ども29人、スタッフ9人
今日のメインはなんといっても、特別講師としてお越しいただいた樋口匠さんのワークショップです。自分の発想を豊かなものにしてくれるような、魅力的なワークショップを企画してくださいました。
樋口さんですが、実はすごい方です。いまの日本の教育に不足している教育観を見直そうと、アクティブ・ラーニング型の教育プログラムを企画・実施しています。本日のワークショップでも、専門職向けに行うというプログラムを、子どもたちに実施していただきました。
まずはアイスブレイクです。アイスブレイクは2つ行いました。
まず、「人間ビンゴ」というゲームを実施しました。3×3の枠組みに自分の血液型や好きな食べ物を書き、その後、自分とおそろいのひとを見つけるゲームです。全枠9個、ビンゴでそろった子がちらほらいました。子どもスタッフ同士の共通点が見つかり、仲が深まったでしょうか。
次のアイスブレイクの「お題」は…..。
● ←これ、なにに見える?
というもの。それをできるだけ書き出していく。これはコピーライター向けの研修で行われているそうです。
これが意外と難しく、わたしは10分間で20個くらいしか書き出せませんでした。なかには40個以上書く子も。
ドーナツ、星、瞳などなど、見方を変えると、いろいろなものに見えてきますね。
さて、いよいよミニ☆いちかわについて考えていきます。今日考えるのは、まちで行うイベントについてです。
最初は、ごく普通に、ミニ☆いちかわで行いたいイベントを考えます。次に、ミニ☆いちかわをメチャクチャにするような意見を出します。その案をもとに、もう一度、まちでやってみたいイベントについて考えます。たとえば、「泥棒」という、まちをメチャクチャにするような意見を出した後、「あえて泥棒役をつくり、それを見つけたら景品が出るようなイベントはどうか」といった具合です。
この、「最初に真面目な案を出し、次にそれを台無しにするような企画を考え、また真面目な案を出す」方法、反転ブレストというそうです。反転ブレストを行うことで、よりよい意見を出せるようになります。実際、まとめを発表する際、子どもたちからはイベントの案について、じゃんけん大会やくじ引きなどの定番のものから、「10周走れば1000メティ」など、おもしろそうな意見がたくさん出ました。今週話し合ったイベントの案については、来週さらに詳しく考えます。
樋口さんのワークショップはここまでです。樋口さん、ありがとうございました。
その他、子どもスタッフであることを示すマークを決めたり、自分のブースについて考えたりしました。
会議の様子を見ていると、子どもたちは少しずつ打ち解け始めているように感じます。ミニ☆いちかわでは、自分のしたいことが否定されずに自由にできる環境づくりを目指しています。ミニ☆いちかわで「こういうことがしたい」と思ったら、ぜひ近くのコアスタッフや大人に声をかけてみてください。実現できるよう、一緒に考えていきます!
文責:ミニ☆いちかわ2021(大洲防災公園)担当 西東まりか