絵本でひろがる遊びの世界2024 子育てトークライブ&工作ワークショップ
子どもゆめ基金助成金活動
【午前】子育てトークライブ『半端な育児書より絵本を❕絵本は小さな美術館大きな哲学書』
人形劇団ひぽぽたあむ代表/絵本塾「むつみの会」主宰・永野むつみさん
◆日時:2024年5月12日(日) 10:30~12:30
◆場所:市川市文化会館・第3会議室
◆参加人数:27人(スタッフ含む) +(託児7人)
午前は永野むつみさんのトークライブです。
大人がゆっくりゆったりとこの時間に向き合えるようにと、しばし子どもたちは託児部屋でスタッフに見守られながら遊んでいます。大人の皆さんは絵本塾のはじまりやむつみさんの子育てエピソードを交えた軽快なトークに引き込まれていきます。その中で「素読”すどく”」について話してくださいました。「素読」とは、絵本を読む際に感情をおおきくのせながら読むのではなく、ラーメン屋の注文時にメニューを読み上げるように…文字をそのまま声に出して読むそうです。そのように読むことで聞いている人たちそれぞれが、自分がこれまで出会ったことのある記憶やイメージをふくらませて(肉体の記憶やイメージという言葉で説明されていました)聞くことができるそうです。大人たちは「ほほ~」といった様子で、色々な話を興味深く聞かせていただきました。
【午後】工作ワークショップ『誰も見たことのない生き物をつくろう』
人形劇団ひぽぽたあむ・永野むつみさん 大沢直さん
◆日時:2024年5月12日(日) 13:45~15:45
◆場所:市川市文化会館・第2会議室
◆参加人数:大人18人 子ども26人(計44人)
午後は大人も子どもも自由な発想で楽しむ工作ワークショップです。
部屋いっぱいに色とりどりの紙やはじめてみる工作道具をみて気持ちがわくわく♫♪
まずはじめに”おとなの皆さんへ”むつみさんから今日のお約束です…
「自分の作品つくりに精をだしてください。頼まれない限り手出し口出し無用です。大人のあなたが優れているとは限らない、なぜならばアートというものはそういうものだからです。」(要約)そのメッセージを大人は胸に、大人も子どもも”誰もみたことのない生き物つくり”に熱中しました。
最後はみんな集まって発表の時間です。紹介したい子は前に出て、作品をみせてくれました。
『この生き物は歩きますか?飛びますか?』『目はありますか?』等と色々な質問が飛び交います。
どの作品も個性ある仕上がりで、色々な特徴をもったみたことのない生き物ばかり!
「隣の友だちのアイディアを少し拝借しながら、また自分のアイディアをプラスしてオリジナリティな作品を仕上げていくんですね。」とむつみさん。
いくら時間があっても足りないくらい夢中な時間を過ごしました。
人形劇団ひぽぽたあむ 永野むつみさん 大沢直さん ありがとうございました。
7月に予定している鑑賞、こいぬの兄妹『チップとチョコ』(人形劇団ひぽぽたあむ)でお会いできるのを楽しみにしています。
2024年7月14日(日) こいぬの兄妹『チップとチョコ』はじめての人形劇鑑賞にぜひおすすめです♪